安全なドッグフードの選び方~決定版~

フードを食べない時には

愛犬がドッグフードを食べないで悩んでいた知人の話です。

 

1歳半のダックス(オス)を飼っています。
人間の食べ物には異常なほど飛びついて食べます。
おやつもたくさん食べます。
人間の食べ物を与えないと吠え続けるので、ついついダメだとわかっていながら、与えてしまいます。
ドッグフードはいつでも食べられるように、常に置いておいてありますが、まったく食べません。
これではいけないと思い、フードを変えたり、トッピングしたり、ミルクをかけたり、缶詰を混ぜたりしましたが、まったく効果がありません。

 

わらにもすがる気持ちで、かかりつけの獣医に相談してみました。
獣医からアドバイスしてもらって、ショックを受けました。
というのも、今まで行っていたこと全部を否定されたからです。

 

獣医からは次のようなアドバイスをもらいました。

人間の食べ物を与えてはいけない

一般的に、犬が1日にとる食塩の量は、人間の3分の1程度で良いと言われています。
このため、人間の食べ物を普通に食べると、塩分とり過ぎになり、心臓や腎臓に負担をかけていまいます。
結果的に、高血圧や内臓疾患になる可能性があります。
また、人間の食べ物は、犬にとってどうしても高カロリーのものが多いのが普通です。
ドッグフードより、人間の食べ物を欲しがるので、与えてはいけません。

 

おやつを与えてはいけない

おやつは、嗜好性が強いため、必要以上に犬の食欲を刺激します。
犬が必要としている栄養バランスで作られたドッグフードより、魅力的です。
ほとんどの場合、最初の「ちょっとだけよ」から始まり、「欲しがるから与える」の肥満への階段を上がることになります。

 

また、おやつは、食品添加物を使ってあるものが多く、アレルギーや肝臓障害の原因になることがあります。
食感をやわらかくするためや、見た目をよくするために着色料などを使用しています。
中には消化しにくい原材料が使われていて消化不良の原因にもなります。
だから、『肥満麻薬』と言われているおやつは原則、禁止です。

「おやつ」について、詳しくは...

 

置き餌はダメ

置き餌がダメな理由は2つあります。
一つ目は、腐敗の問題です。
フードを置いておくと、酸化して腐敗が始まります。特に、夏場は要注意です。
二つ目は、いつでもあると思えばどうしても一度に食べなくなります。
朝与えて食べなくても30分程度したら下げてください。
すると夕方にはお腹が減るので夜は食べるようになることが多いと思います。

 

フードを頻繁に変えない

犬とフードの相性みたいなものがあります。
どうしてもそのフードを食べない時には、別のものに変えるしかありません。
でも、フードを頻繁に変えることは避け、しばらく様子を見てから変えるようにしてください。

 

トッピングをしない

ドッグフードを食べてくれない、ドッグフードだけではかわいそうと嗜好性の高いものをフードの上に乗せたり、混ぜたりする、いわゆるトッピングです。
これで食べてくれるようになるという作戦が、トッピングの具材だけをより分けて、それしか食べなくなること多い。
ネットでもトッピングをすすめていることが多いのですが、トッピングは食べないことに対する対処療法でしかありません。
常習化すると、偏食につながる可能性が高くなるため、注意が必要です。

 

ドッグフードを食べなくなった場合は、以上のことを気をつけながら、根気よく、心を鬼にして、接してあげて下さい。

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