安全なドッグフードの選び方~決定版~

並行輸入品には要注意!

海外で製造されているドッグフードの国内販売には、
 1.正規輸入品(正規品)
 2.並行輸入品
の2種類があります。

 

通常、「並行輸入品」は、日本国内向けの正規品に比べて、半額程度で購入できる場合があり、つい手が伸びて買ってしまいますが、ちょっと待って下さい。
実は、この「並行輸入品」には注意が必要です。

 

正規輸入品(正規品)

海外メーカーと正規に契約しているので、一度に大量のペットフードを輸入でき、船の搭載コンテナをそのまま借り切る、コンテナチャーター便を使います。
これは北回りで気温が低い地域を通るうえ、短期間で日本に到着します。
メーカーによっては、保冷したまま輸送する場合もあります。
また、日本の高温多湿な気候でも品質が保てるように、低水分、低脂肪など日本仕様にしたり、消費期限を製造日から1年にするメーカーもあります。
つまり、正規品は、温度や湿度が管理され、比較的短期間で輸入できるので、酸化しにくくわけです。

 

並行輸入品

並行輸入とは、「広辞苑」第6版には、

その商品の国内販売権を独占している輸入総代理店に対抗して、
競争業者が別箇の輸入ルートを開拓して輸入販売をすること

とあります。
つまり、並行輸入品とは、正規代理店を経由しないで、個人業者などが輸入したものです。
並行輸入品は、正規品に比べ、量がどうしても少なくなるため、他の荷物といっしょにコンテナに入れる、いわゆる混載便を利用して運ばれます。
これは運賃が安い分、日数も多くかかり港に停泊する時間もかなりあります。
また、赤道近くの熱帯地帯を通過することもあり、混載コンテナの中は60度以上の暑さになるともいわれています。
このような状況で運ばれてくる並行輸入品は、どうしても品質の劣化は避けられません。
さらに、懸念されるのが、混載コンテナは日本に到着すると、通関の際に燻蒸される可能性が多いようです。
燻蒸とは、農薬をガスにしてコンテナを消毒する方法で、発がん性や突然変異の原因になるといわれています。
この燻蒸は、人間の食品については、安全基準が設けられていますが、ペットフードに関しては、野放し状態です。
そのため、どの程度の農薬が使用されているのかは、まったくわかりません。

 

正規品と並行輸入品の見分け方

正規品は、パッケージ本体に日本語で印刷されていますが、並行輸入品は、英語のパッケージに日本語のシールが貼ってあるので、区別できると思います。

 

「安さ」をとるか「安全」をとるか

品質低下で酸化したフードは、必ず犬の体に悪影響を与えます。
得体の知れない原材料を使用し、少々添加物が入った安価なフードをあげた方が、まだましかもしれません。
並行輸入品を買う理由は、「正規品より安いから」だけです。
ただし、これにはリスクがあることを理解したうえで、「安さ」をとるか「安全」をとるかあくまでも自己責任で選択してください。

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